秋田市のごみ有料化
秋田市は、来年平成11年10月を目標に、家庭ごみ有料化を推進している。(ごみ有料化と言っても、ごみが有料になるわけじゃなくて『ごみの回収』が有料になるんですよ。ごみが有料になって引き取ってもらえるなら有り難いですけど)
有料分はごみ袋の価格に添加される。1リットルあたり1円だったかな。
穂積市長は家庭ごみ有料化でごみの減量が可能だとしている。
ところで、家庭のトイレが有料になったからといって、小便や糞の量が減るでだろうか?飲み食いの量が減れば減るだろうが、飲み食いの量が変わらないのであれば、野ションや野糞をするに違いない。いや野ションや野糞をしなくても、スーパーやコンビニで済ますようになる。
ゴミだって、消費が減らない限り総量が変わるはずはない。家庭から出なくなったゴミは別の場所から出るに違いない。それともギューギューに押し潰して密度を高めるとかね。処理する量は変わらないんじゃないかな?
ゴミの減量は、商品の販売のスタイルが変わる必要がある。何でもパッケージに入れて販売しているのに、ゴミだけ減らそうなんて矛盾した話だ。
それとも消費を減らせとでもいうのだろうか?
家庭ゴミの回収を有料化したら、きっと家庭ゴミは減るだろう(ゴミ袋の数は減るだろう)。でも事業所からでるゴミや不法投棄されるゴミなどを合わせた、排出されるゴミの総量は変わらないと思う。